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次回の展覧会
現在の展覧会: 戸谷成雄 「射影体」展
戸谷成雄  射影体のためのドローイング  鉛筆、紙, 2004
  2004年3月6日(土)〜4月10日(土)
11:00-19:00 日・月曜日、祝日休廊
シュウゴアーツでは戸谷成雄(とや・しげお)の新作彫刻展を開催いたします。
彫刻の原理や技法を独自の視点から問い続けている戸谷は、チェーンソーを使って木に刻み込む独自の手法で作品を作り上げています。
今回の展示には新作の立体作品とレリーフ、ドローイングが各数点ずつ出展されます。その中のメインとなる作品が「射影体」です。 この作品はイメージを壁面に投影し、映しだされた影を元にしてそこからもう一度像を立ち上げていくというコンセプトから生まれました。
自己対他者の関係がますます不透明になっている現代。人々は目に見えない敵=影(自己を投影したもの)と戦っているようだと戸谷は語ります。 また、現実の影は光や物体が喪失すると消滅してしまいますが、記憶や面影、残像といった実体が喪失した後に残る「影」は消えることはなく、それが表現の根源になりうるものだとも。

世界は眼差しによって構成され、彫られる。
視線を視る視線が<彫る>である。
視線が隙間にものを挿し込むことが、<構成>である。
<彫る>は構成を露にし、<構成>は<彫る>を誘導する。
−『Try Angle ‘81』展 パンフレットより−

影という二次元のものから、あえて抵抗感のある物体としてかたちづくられた彫刻。 そのおびただしい襞(ひだ)のかたまりから、今という時代の影の側面を見据えたアーティストの視線の有り様を、感じる取る事が出来るでしょう。
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