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小林正人 スライド・トークショウ NEW!
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中平卓馬 「なぜ、他ならぬ人間=動物図鑑か??」
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| (c) Takuma Nakahira 2004 |
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2004年11月26日(金)〜12月25日(土)
11:00-19:00 日・月曜日、祝日休廊
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シュウゴアーツでは中平卓馬の新作展を開催します。中平は1938年生まれ。東京外国語大学スペイン科卒業。新左翼系雑誌『現代の眼』編集者を経て、東松照明、森山大道らとの親交を通じて写真家へ転身。68年写真同人誌『プロヴォーク』創刊。60年代後半から70年代にかけて社会が激動する時代に、評論活動と並行して「アレ・ブレ・ボケ」の手法を用いたモノクロームの作品を多数発表します。その後、主観性や芸術性を排除した匿名性を持った表現、「植物図鑑」のような写真を目指し転向していく中で、自己批判に伴い過去の作品ネガやプリントを焼却してしまいます。77年に倒れて記憶喪失に陥りますが、翌年療養を兼ねた沖縄旅行を契機に撮影行為を再開します。ゆるやかに回復しながら精力的に写真を撮り続け、2003年には大規模な回顧展「原点復帰 - 横浜」を開催し話題になりました。
「写真は創造ではなく、記憶でもなく、ドキュメントであると、私は考える。撮影行為とは、抽象的なことではなく、常に具体的だ。単純なことを観念化して難しいものにしようとするのではなく、カメラという媒体を通して私が出会った現実がここにある。」(『原点復帰 - 横浜』より)。 かつて、主観性、そして詩的なものを徹底的に排除した作品を目指した作家は、現在もそのラディカルさを失ってはいません。撮影行為とは中平にとって、固定観念の安易な展開に陥ることなく、新たなる出会いにより、自らの意識を解体し、そして新たに再生することだといいます。日々続けられている撮影―――その眼差しを追体験することで、我々は生命の、物事の在り方を再確認することでしょう。そして自分の生(主観的な視線)の成り立ちをも。
今回の新作展は今夏以降、この個展のために撮り下ろしたものの中から、作家が厳選した20点で構成されます。それらは中平の住む横浜周辺のみならず、神奈川県の各所、そして東京で撮影されたものも含まれます。タイトルの「なぜ、他ならぬ人間=動物図鑑か??」は、中平自身によって付されたものですが、この強調された疑問形に対して作家が出した一つの答え、中平自身の現時点での結論が、本展で提示される写真群だといってもよいでしょう。「なぜ、植物図鑑か」の執筆から約30余年。自らを批評し、年月を重ねながら、何ものにも置き替え難い独自の視線の在り方を、中平は私達に提示し問いかけ続けているのです。昨年の横浜美術館での個展以後もますます盛んな制作ぶりを、この度の新作展にてご覧頂ければ幸いです
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